私が初めてステンドグラスに感動したのはフランスで、ホームパーティにお招きいただいたときで、エントランスからリビングにかけて着飾れたステンドグラスの彩りと深い味わいに魅了されました。
当時の日本では、ステンドグラスの設置は教会等の限られた場所がほとんどで、欧米諸国に比べステンドグラスを楽しまれる一般のご家庭を目する機会は極端に少なかった記憶があります。そこで、その感動を一人でも多くの方に味わっていただきたいものと思い、2002年、ステンドグラス事業をはじめました。
ステンドグラスは高級品で価格の高いものと認識されていた時代であり、もっと身近にお求めやすい価格で、「本物のステンドグラス」を一般のご家庭にご提案できれば、そこに住まう方の心と暮らしを豊かにし得るものと思いました。
「本物のステンドグラス」とは、色ガラス一つ一つを金属のケームで繋ぎ合わせたもので、美しい彩りと輝きを放ち続けるものです。ペイントガラスやフィルムガラスを用いてステンドグラスと称する類似品は、本物のステンドグラスの美しさや輝き、深いあじわいを楽しむことはできません。また、初期費用が安価な部分はありますものの、太陽光などによって色褪せやひび割れ等の経年劣化が進むため、そのメンテナンスや入れ替えに費用がかさんで、反ってお客様にとって高い買い物となってしまうこともあります。
私たちは、これからもお客様を第一に考え、「本物のステンドグラス」を基幹商品としつつ、彫刻ガラス、他インテリアガラス商材においても、商標登録ブランド”Pure Glass”の名のもと、高い価値を備えた本物を提供し続けてまいりますので、今後とも引き続き変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長 野崎 誠